個体紹介 レモン（旭山動物園）

名前：レモン

生年月日：2001年4月29日

性別：オス

出生地：日本モンキーセンター 

旭山では2024年1月現在最年長個体です。

2014年7月に日本モンキーセンターより♂1頭、♀3頭とともに移動してきた記録があります。

顔は個人的印象として、「精悍なチャツネくん（by日本モンキーセンター）」って感じですね。ただ、私はモンキーセンター行ったことがないので、チャツネくんはあくまで写真や動画内での印象ですが💦

それから、しっぽの先はこんな感じで先が切れています。

20歳を超えてる個体なので、生きてる年月がこういう所にも表れます。

そして、彼もまた、群れの中ではそれほど強い個体ではないようです。

というか、オス一強といえるフリードリヒくんのかなりの暴君ぶりに、彼に近寄らないスタンスの様子が垣間見えました。

他の仲間と一緒に隅っこでこんな感じでだんごになってる姿がよく見られましたね。

そして、彼の一番の個性は、暖房部屋でこうやって足を上げてるところ。

上にあるヒーターに足をあてて温めてるそうですが、この体制、人間がやるとかなり体幹が強くないとできない💦

そして、こうやって暖を撮る姿が園のSNSを通じて地上波でも放映されました♪

まさしく「いぶし銀」という言葉がぴったり。

この雰囲気、風貌、私が今まであったことがないタイプのワオですね。

レモン師匠と呼ばせていただきますm(_ _)m

（2024年1月更新）

個体紹介 リヴ（旭山動物園）

名前：リヴ

生年月日：2011年3月26日

性別：メス

出生地：上野動物園

上野動物園で暮らしているフウさんの2番仔です。

2014年3月に上野でメス（エミ）を出産しましたが、同年12月に単独で旭山に移動しました。

その後の出産記録はないようなので、エミさんが現在唯一の仔であります。

移動先の旭山にはすでに日本モンキーセンターより♂2頭、♀3頭が移動してきており、その中に唯一上野から入って来た形です。

繁殖目的だったと思いますが、モンキーセンター出身の個体がアルファメスになった為、群れのランクでは弱い個体のようです。

アルファメスは自分の血縁に近い個体を大事にするそうです。

彼女は周りに自分と血縁が近いメス個体はいないので、アルファになれなかった現在では立場が弱いのはしょうがないのかなと思います。

彼女同様に群れの中で弱い個体たちは開園のはやい時間に放飼場に出てきて、こうやって暖房部屋でまったりしている光景を見ることができます。

オスのレモンさん（右）とまったり。

強い個体が放飼場内にいると、中々この部屋に入れないみたいなので、強い個体たちの入場をすこし遅らせて、つかの間にまったり過ごしていました。

園のほうも弱い個体たちに気を配っての飼育を工夫しているようで、さすが旭山ですね。

小顔で耳が横向きで額の中心が割れていて目の色がオレンジ。

娘のエミさんが見事にそれを引きついています。

エミさんもこういう表情しますね。

さすが母娘です。

（2024年1月更新）

個体紹介 チョコン（須坂市動物園）

名前：チョコン

生年月日：2014年3月21日

性別：メス

出生地：長野市城山動物園

所属：第1グループ

第1グループのアルファメスです。

オスのポンカンさんとの間に生まれた仔達と一緒に現在の放飼場で暮らしています。

長野市城山動物園出身で、耳毛が長いのが特徴ですね。

城山の個体たちも耳毛長いので、その遺伝子を引き継いでるものと思います。

そして端正な顔立ちなので、生まれた子供たちもグッドルッキングな個体が多い気がします。

2023年度の動物園代表動物選挙にも立候補しました。

結果は8位だったそうです。

もっと、もっと、ワオキツネザルが人気動物になってほしいな。

須坂の個体たちを私も応援したいと思います。

（2023年4月更新）