左がボブ(オス)、右がサニー(メス)です。
オス、メスのペアなので、繁殖はあるのかと思いきや、ボブさんは1990年生まれなので多分繁殖は卒業。ここでサニーちゃんとのんびりと暮らしています。
2頭ともかつては埼玉県こども動物自然公園にいました。サニーちゃんはそこで生まれました。
その後一緒に2013年12月に智光山公園に移動してきました。(お披露目は2014年1月)
この2頭、とっても仲がいいんです。
ボブさんがサニーちゃんを毛づくろいしようとすると
サニーちゃんもボブさんを毛づくろいする。
気候のいい時は屋外で、寒い日はアクリル板で作られたヒータールームで仲睦まじい姿を観察できます。
ボブさんは(2021年6月現在)31歳です。
ワオちゃんは飼育下では25年くらい、野生下では19年くらい生きると言われています。
国内では30歳オーバーの個体もいますが、通常はバックルームで静かに余生を過ごしている個体が多いです。勝手な憶測ですが、放飼場に出て通常展示されているワオちゃんの中ではボブさんが最高齢じゃないでしょうか。
長生きの秘訣は、群れの中での争いもなく、年下のサニーちゃんと2頭でのんびり暮らしているところなのかもしれません。
そして、たまにオスのシンボルもお手入れ。
20歳年下の若いサニーちゃんとの同居によって、より若々しいボブさん。いつまでも元気な姿を見せてほしいものです。
ちなみに、園内マップには直接展示場所が記されておりません。小型動物舎の一番端、コツメカワウソのとなりにいます。(サル山ではありませんのでご注意を)
(2021年6月更新)